リサイクル体験記
開業から10年で経験してきた家電、家具、雑貨品の修理や点検方法、壊れない為の知識を記載していきます。同じ家電(家具、雑貨)であっても年式、使用頻度により状態が違うため、参考程度に見ていただければ幸いです。
洗濯機のトラブル事例
会話の中で、「コンピューターが不良になったから新しい洗濯機を買ったョ」と、耳にしていました。
しかし、中古洗濯機を10年扱った中では、1回もコンピューター不良に当たっていません。
大体のトラブルは目視で確認できる範囲にある様です。
※斜めドラムは取り扱う数が少ない為、まだ経験したトラブルはありません。
体験トラブル1.給水が遅く洗濯時間が長い、給水できない。
原因1.水圧が低い
・給水が井戸水であった為、水道水に比べ水圧が低く注水に時間が掛かった。
・水道水では、会社寮の5階でも同例があった。
☆水圧が低すぎると、給水弁が開かない。マニュアルの終了予定時間を超える。等があります。
原因2.給水フィルターの詰まり
☆引っ越し等で初めて水道を使用する時は、すべての蛇口を開け、錆や汚れを確認したほうが良いかもしれないです。井戸水では、よく藻みたいな物が詰まっています。。。
洗濯機不良(給水弁不良交換)を疑う前に、まずはご確認を!
体験トラブル2.洗濯機の排水が出来ない、排水が遅い、停止する。
原因1.排水ホースの折れ、曲がり、立ち上がりがあるか、排水溝の詰まり。
・排水溝自体に詰まりや、圧力がかかって流れない。
☆差支えがない所では、ホースを外し洗濯機本体の水の流れを点検するのが良いでしょう。☆
体験トラブル3.洗い工程が終了し、カチッという排水弁が開く音がするのに排水ができない。
原因1.排水弁の破損
・買取後の点検で今まで2台ありました。2台とも排水弁の不良でした。排水弁は洗濯機の底にあります。しくみは、弁をワイヤーで引っ張り排水。終了後、ワイヤーが戻り弁を閉じます。
壊れていた場所は2台とも、ワイヤーと弁を繋ぐプラスチックでした。
☆確認はワイヤーの弛み。引っ張ってもゆるゆるでした。部品は弁のみ、ワイヤーのみで交換が出来なかったので排水弁セットの購入になりました。☆
体験トラブル4.洗濯機が動かない。パルセーター(回転盤)が回らない。
注意:回転部を点検する時は、必ずコンセントを抜いてください。
原因1.パルセーター(中のプラスチックの回転盤)の緩み、破損。
・パルセーターは、回転軸にねじで止まっているだけです。緩み防止用のワッシャーを確認して、締めてください。まだ空回りするようでしたら、パルセーター軸部のプラスチックの歯状が摩耗して空回りしています。確認してパルセーターの交換が必要。
原因2.洗濯槽側の部品の「はまり」が悪くパルセーターに当たっていた。
・プラスチック部品のはめ直しで完了。
原因3.モーターベルトの外れ、緩み。
・洗濯機の下部ベルトを点検、外れ、緩みを確認。ベルトなし1件。ベルト緩み調整1件。
すすぎ脱水に切り替わらずエラーになる。
原因1.蓋のロックが掛からずエラー。蓋ロック部の破損。
・洗濯機上蓋交換で完了。上蓋は真ん中で別れるが、購入は前部、後部の2枚でセット。
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冷蔵庫のトラブル事例
冷蔵庫のトラブルは大抵「冷えない」です。原因は2つあります。
1つ目は冷蔵庫自体が不良になった時。2つ目は、庫内に霜が付き吹き出し口を氷が塞いだ時です。